○
斎藤敏夫議長 起立全員であります。 よって、議案第78号は原案のとおり可決されました。 議案第79号「
日光市立国民健康保険栗山診療所条例の一部を改正する条例の制定について」の
委員長報告は
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○
斎藤敏夫議長 起立全員であります。 よって、議案第79号は原案のとおり可決されました。 議案第80号「
日光市立湯西川診療所条例の一部を改正する条例の制定について」の
委員長報告は
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○
斎藤敏夫議長 起立全員であります。 よって、議案第80号は原案のとおり可決されました。 議案第81号「
日光市立小来川
診療所条例の一部を改正する条例の制定について」の
委員長報告は
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○
斎藤敏夫議長 起立全員であります。 よって、議案第81号は原案のとおり可決されました。 議案第82号「
日光市立休日
急患こども診療所条例の一部を改正する条例の制定について」の
委員長報告は
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○
斎藤敏夫議長 起立全員であります。 よって、議案第82号は原案のとおり可決されました。 議案第83号「日光市
障害児通園施設条例の一部を改正する条例の制定について」の
委員長報告は
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○
斎藤敏夫議長 起立全員であります。 よって、議案第83号は原案のとおり可決されました。 〔22番
三好國章議員退席〕
△議案第84号及び議案第91号から議案第93号までの
委員会審査結果報 告、質疑、討論、採決
○
斎藤敏夫議長 日程第2、議案第84号及び議案第91号から議案第93号までについてを
一括議題とし、
教育建設水道常任委員会の審査結果について報告を求めます。
齋藤文明委員長。 〔
齋藤文明教育建設水道常任委員長登壇〕
◎
齋藤文明教育建設水道常任委員長 おはようございます。
教育建設水道常任委員会の審査結果についてご報告を申し上げます。 本
委員会に付託された事件は、議案第84号「日光市
水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第92号「
市道路線の廃止について[
針貝~大室越地線]」、議案第92号「
市道路線の変更について[
大室西原2号線]」及び議案第93号「
市道路線の認定について[八日市23号線 外5路線]」の4件であります。 審査は、去る6月11日、市長、副市長、教育長及び
関係部課長の出席のもと行いました。 初めに、議案第84号につきましては、
上下水道部長から説明を受け、質疑を行いました。その中で、「事業を統合することによりどのぐらいの
維持管理費が低減されるのか」との質疑があり、「事業を統合することにより人件費、電気料、
薬品代等の
維持管理費が低減され、総合的に節減となり、経済的な運営ができる」との答弁がありました。 討論の後、採決を行った結果は、
全会一致で
原案可決であります。 次に、議案第91号、議案第92号及び議案第93号までの3議案につきましては
一括議題とし、
建設部長から
一括説明を受け、
一括質疑、
一括討論の後、採決を行った結果は、いずれも
全会一致で
原案可決であります。 以上で審査結果について報告を終わります。 〔「
委員長、92号が2回入っているんだけど、気のせいか ね」と呼ぶ者あり〕
◎
齋藤文明教育建設水道常任委員長 失礼いたしました。 議案第91号「
市道路線の廃止について[
針貝~大室越地線]」を「92号」と発言をしてしまいました。「91号」で訂正をお願いしたいと思います。 以上、報告させていただきます。
○
斎藤敏夫議長 委員長の報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
斎藤敏夫議長 質疑なしと認め、討論を行います。 本案については、討論の通告がありませんので、これより採決いたします。 議案第84号「日光市
水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の
委員長報告は
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○
斎藤敏夫議長 起立全員であります。 よって、議案第84号は原案のとおり可決されました。 議案第91号「
市道路線の廃止について[
針貝~大室越地線]」の
委員長報告は
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○
斎藤敏夫議長 起立全員であります。 よって、議案第91号は原案のとおり可決されました。 議案第92号「
市道路線の変更について[
大室西原2号線]」の
委員長報告は
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○
斎藤敏夫議長 起立全員であります。 よって、議案第92号は原案のとおり可決されました。 議案第93号「
市道路線の認定について[八日市23号線 外5路線]」の
委員長報告は
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○
斎藤敏夫議長 起立全員であります。 よって、議案第93号は原案のとおり可決されました。 P.117 〔22番
三好國章議員着席〕
△議案第87号から議案第90号までの
委員会審査結果報告、質疑、討論、 採決
○
斎藤敏夫議長 日程第3、議案第87号から議案第90号までについてを議題とし、
総務常任委員会の審査結果について報告を求めます。 加藤
優委員長。 〔加藤
優総務常任委員長登壇〕
◎
加藤優総務常任委員長 総務常任委員会の審査結果についてご報告申し上げます。 本
委員会に付託された事件は、議案第87号「財産の取得について[
水槽付ポンプ自動車整備事業]」、議案第88号「財産の取得について[
消防ポンプ自動車整備事業]」、議案第89号「財産の取得について[今市・日光・
藤原消防団消防ポンプ自動車整備事業]」及び議案第90号「財産の取得について[日光・
栗山消防団小型動力ポンプ付積載車整備事業]」の4件であります。 審査は、去る6月11日に、市長、副市長及び
関係部課長等の出席のもと行いました。 議案第87号から議案第90号までにつきましては
一括議題とし、消防長から
一括説明を受け、
一括質疑を行いました。 質疑の概要について申し上げます。「
水槽つきポンプ自動車を1台整備することにより、全部で何台になるのか」、また「
水槽つきポンプ自動車に積載されている水は、飲料水として使用できるのか」との質疑があり、「平成24年度の整備により合計9台となり、各署及びすべての分署、分遣所に1台ずつ配備される」、「飲料水としての使用については、消火栓からの吸水であれば使用も可能であると思うが、
防火水槽や自然水から吸水した場合は不適である」との答弁がありました。 また、「
小型動力ポンプ付積載車の更新時に、
廃車予定の車両を
防災用車両として
民間施設や自治会で活用することはできないか」との質疑には、「積載車の可
搬動力ポンプを
自治会等へ譲渡する事業を平成23年度から実施する予定であったが、平成23年度は
東日本大震災の関係で募集を見送った。平成24年度については、可
搬動力ポンプ5台の譲渡を予定しており、現在13の自治会から申し込みがある。締め切り後、抽せんにより譲渡していく」との答弁がありました。 このほかにも活発な質疑がなされましたが、
一括討論の後、採決を行った結果は、いずれも
全会一致で
原案可決であります。 以上で当
委員会での審査結果についての報告を終わります。
○
斎藤敏夫議長 委員長の報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
斎藤敏夫議長 質疑なしと認め、討論を行います。 本案については、討論の通告がありませんので、これより採決いたします。 議案第87号「財産の取得について[
水槽付ポンプ自動車整備事業]」の
委員長報告は
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○
斎藤敏夫議長 起立全員であります。 よって、議案第87号は原案のとおり可決されました。 議案第88号「財産の取得について[
消防ポンプ自動車整備事業]」の
委員長報告は
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○
斎藤敏夫議長 起立全員であります。 よって、議案第88号は原案のとおり可決されました。 議案第89号「財産の取得について[今市・日光・
藤原消防団消防ポンプ自動車整備事業]」の
委員長報告は
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○
斎藤敏夫議長 起立全員であります。 よって、議案第89号は原案のとおり可決されました。 議案第90号「財産の取得について[日光・
栗山消防団小型動力ポンプ付積載車整備事業]」の
委員長報告は
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○
斎藤敏夫議長 起立全員であります。 よって、議案第90号は原案のとおり可決されました。
△陳情第3号の
委員会審査結果報告、質疑、討論、採決
○
斎藤敏夫議長 日程第4、陳情第3号についてを議題とし、
総務常任委員会の審査結果について報告を求めます。 加藤
優委員長。 〔加藤
優総務常任委員長登壇〕
◎
加藤優総務常任委員長 総務常任委員会の審査結果についてご報告申し上げます。 本
委員会に付託された事件、陳情第3号「「
緊急事態基本法」の
早期制定を求める
意見書提出を求める陳情」につきましては、去る6月11日及び15日に審査を行いました。 陳情第3号につきましては、
陳情内容を
十分調査研究・検討し、審査を行いました。審査においては、
中国漁船の尖閣諸島での事件や北朝鮮の核ミサイル問題への対応、大
規模災害時への対応、
非常事態宣言の不備、
基本的人権の尊重、
憲法改正の動向等々について活発な意見が出されました。 議論の中で、大
規模災害等の問題について
現行法制のもとでは
緊急事態に迅速に対応することは困難と思われること、
基本的人権については3党合意の
基本法骨子を読む限り、
必要最小限の抑制にとどまることから大きな
懸念事項には当たらないとの結論に達しました。 議論の後、採決した結果、
全会一致により採択すべきものと決しました。 以上で
総務常任委員会の審査結果についてのご報告を終わります。
○
斎藤敏夫議長 委員長の報告が終わりました。 これより陳情第3号の
委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
斎藤敏夫議長 質疑なしと認め、討論を行います。 本案については、討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 28番、
福田悦子議員。 〔28番
福田悦子議員登壇〕
◆28番(
福田悦子議員) 日本共産党、福田悦子です。陳情第3号「「
緊急事態基本法」の
早期制定を求める
意見書提出を求める陳情」に対し、反対の立場から討論に参加いたします。 このような陳情がなぜこういう時期に出されるのか。まず、歴史的経過について述べたいと思います。2004年6月14日に参議院本会議で、米軍の海外での戦争に自衛隊が参戦し、自治体や民間企業、国民を総動員する有事関連7法が自民党、民主党、公明党の賛成多数で可決成立いたしました。日本共産党は反対討論に立ちまして、戦争攻撃をしかける米軍と共同して日本を戦争する国に変える有事関連法案は憲法9条に違反すると指摘を行いました。有事関連法制定を受けまして、自民、民主、公明の3党は
緊急事態基本法を制定することで合意しましたが、国民の反対の世論が大きく盛り上がり、頓挫しました。今回の陳情は、
東日本大震災を利用した形で有事体制の一層の強化をねらうもので、この陳情は全国的な動きの一環であります。 私が反対する理由は3つあります。まず、第1点、陳情は憲法に非常事態条項が明記されていないために救援、復旧・復興にさまざまな支障を来し、その結果さらに被害が拡大すると述べておりますが、実際に現場で活動した方々からは現行法で十分対応できたと報告されていること。第2点は、福島第一原子力発電所事故で初動態勢に問題があったというならば、政府の住民への情報提供が的確性を欠き、余りにもおくれてしまったことなど基本的な初動態勢にこそ問題があったこと。そして、第3点、中国や北朝鮮などとのさまざまなトラブルは外交努力によって解決すべきものであり、
緊急事態という有事体制の強化で解決することではないという、この3点であります。 今なすべきことは、災害を戦争やテロと同一視して有事体制を強化することではありません。私はこの陳情に反対し、復旧・復興に全力を挙げるべきであると強調しまして、討論を終わりたいと思います。皆さんのご賛同をどうぞよろしくお願いいたします。
○
斎藤敏夫議長 討論を終結し、これより採決いたします。 陳情第3号「「
緊急事態基本法」の
早期制定を求める
意見書提出を求める陳情」についての
委員長報告は採択であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○
斎藤敏夫議長 起立多数であります。 よって、陳情第3号は
委員長報告のとおり採択と決まりました。
△
議員議案第4号の上程、説明、質疑、討論、採決
○
斎藤敏夫議長 日程第5、
議員議案第4号についてを議題とし、
事務局長に朗読させます。 なお、意見書の朗読は省略いたします。 〔
事務局長朗読〕
○
斎藤敏夫議長 上程議案について提出者の説明を求めます。 5番、落合美津子議員。 〔5番 落合美津子議員登壇〕
◆5番(落合美津子議員) 会議規則第14条第1項の規定により、提出する
議員議案第4号の提案理由についてご説明をいたします。 障がいのある人もない人も地域の中で生き生きと暮らせるまちづくりは、最も重要な課題であります。また、少子化が進む中、子供を安心して産み育てる環境づくりの充実についても喫緊の課題となっております。 国は、これまでさまざまな子育て支援を行う中、2011年の合計特殊出生率は1.39人と持ち直してきているものの、まだまだ切れ目ない対策を行わなければ、人口減少に歯どめをかけることはできません。特に子ども医療費や重度心身障がい者の医療費助成制度の充実は多くの国民が望んでいる支援であり、一日も早く取り組むべきであります。 日光市では、厳しい財政状況の中、子ども医療費の15歳までの現物給付が平成24年度よりスタートをし、多くの子育て世帯の皆様に高く評価されているところであります。また、重度心身障がい者についても準備が整い次第スタートをすることになっており、全国に先駆けた取り組みとして注目を集めております。このことにより、少子化対策や子育て環境、障がい福祉の充実に大きな役割を果たすことが期待されます。 しかし、全国的に見た現在の医療制度は、自治体の財政状況等により取り組み内容に差違が生じ、公平性が保たれておりません。子供たちや障がい者が自治体の財政状況に左右されることなく、どこに住んでいても安心して等しく医療が受けられるように、子ども医療費及び重度心身障害者医療費の完全無料化は国の事業として行うことが望まれます。あわせて、これらの医療費が完全無料化するまで地方自治体による現物給付の実施に伴う国庫負担金の減額措置を廃止すべきと考えます。 以上のことから、国に対し子ども医療費及び重度心身障がい者医療費の完全無料化を求める意見書を提出するものであります。何分にも本趣旨をご理解の上、議員各位のご賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
○
斎藤敏夫議長 提出者の説明が終わりました。
議員議案第4号については、
委員会付託を省略し、質疑、討論の後、採決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
斎藤敏夫議長 ご異議なしと認め、これより質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
斎藤敏夫議長 質疑なしと認め、討論を行います。 〔「原案賛成」と呼ぶ者あり〕
○
斎藤敏夫議長 討論を終結し、これより採決いたします。
議員議案第4号「子ども医療費及び重度心身障がい者医療費の完全無料化を求める意見書の提出について」は、原案のとおり提出することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○
斎藤敏夫議長 起立全員であります。 よって、
議員議案第4号は原案のとおり提出することに決まりました。
△
議員議案第5号の上程、説明、質疑、討論、採決
○
斎藤敏夫議長 日程第6、
議員議案第5号についてを議題とし、
事務局長に朗読させます。 なお、意見書の朗読は省略いたします。 〔
事務局長朗読〕
○
斎藤敏夫議長 上程議案について提出者の説明を求めます。 4番、塩生勇一議員。 〔4番 塩生勇一議員登壇〕
◆4番(塩生勇一議員) 会議規則第14条第1項の規定により、提出する
議員議案第5号の提案理由について申し上げます。 地域主権改革の柱とされる国の出先機関の原則廃止は、国と地方を通じた事務の集約等によるスリム化・効率化を図りつつ、事務・権限を地方自治体に移譲することなどにより、地域における行政を地方自治体が自主的かつより総合的に実施できるようにするものであり、その意義を評価するものであります。 しかし、一律に国の出先機関を廃止してしまうことは、今後災害が発生した際の防災対策における大きな不安材料であります。大
規模災害などの緊急時において適正に機能し得る国の出先機関は、基礎自治体の災害応急対策に大きな影響があるため、出先機関の事務・権限移譲・廃止を拙速に推し進めることのないよう意見書を提出するものであります。 本趣旨をご理解の上、議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。
○
斎藤敏夫議長 提出者の説明が終わりました。
議員議案第5号については、
委員会付託を省略し、質疑、討論の後、採決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
斎藤敏夫議長 ご異議なしと認め、これより質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
斎藤敏夫議長 質疑なしと認め、討論を行います。 〔「原案賛成」と呼ぶ者あり〕
○
斎藤敏夫議長 討論を終結し、これより採決いたします。
議員議案第5号「国の出先機関原則廃止に関する意見書の提出について」は、原案のとおり提出することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○
斎藤敏夫議長 起立全員であります。 よって、
議員議案第5号は原案のとおり提出することに決まりました。 ここで暫時休憩をいたします。 (午前10時38分)
○
斎藤敏夫議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 (午前10時55分)
△日程の追加
○
斎藤敏夫議長 初めに、お諮りいたします。 ただいまお手元に配付いたしましたとおり、
議員議案第6号が提出されました。 この際これを本日の日程に追加し、審議したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
斎藤敏夫議長 ご異議なしと認めます。 よって、
議員議案第6号を日程に追加し、お手元に配付いたしましたとおり、日程第7、
議員議案第6号を追加し、以下3件を順次繰り下げて審議することに決まりました。
△
議員議案第6号の上程、説明、質疑、討論、採決
○
斎藤敏夫議長 日程第7、
議員議案第6号についてを議題とし、
事務局長に朗読をさせます。 なお、意見書の朗読は省略いたします。 〔
事務局長朗読〕
○
斎藤敏夫議長 上程議案について提出者の説明を求めます。 4番、塩生勇一議員。 〔4番 塩生勇一議員登壇〕
◆4番(塩生勇一議員) 会議規則第14条第1項の規定により、提出する
議員議案第6号の提案理由についてご説明申し上げます。 昨年の
東日本大震災における我が国の対応は、当初想定外という言葉に代表されるように、
緊急事態における取り組みの甘さを国民と世界に広く知らしめる結果となった。世界の多数の国々では、今回のような大規模自然災害時には
非常事態宣言を発令し、政府主導のもとに震災救援と復興に対処している。 我が国のように平時体制のまま国家的
緊急事態を乗り切ろうとすると、前衛部隊の自衛隊、警察、消防などの初動態勢、例えば部隊の移動、私有物の撤去、土地の収用などに手間取り、救援活動にさまざまな支障を来し、その結果さらに被害が拡大するおそれがある。また、原発事故への初動対応のおくれは、事故情報の第1次発信先が国ではなく、事故を起こした東京電力当事者というところに問題がある。 平成16年5月には民主、自民、公明3党が
緊急事態基本法の制定で合意したが、今日まで置き去りにされている。一昨年来
中国漁船尖閣事件、ロシア閣僚級のたび重なる北方領土の訪問、北朝鮮核ミサイルの脅威など、自然災害以外にも国民の生命、財産、安全を脅かす事態が発生している。 よって、
緊急事態基本法を早急に制定されるよう要望するために意見書を提出するものであります。本趣旨をご理解の上、議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。
○
斎藤敏夫議長 提出者の説明が終わりました。
議員議案第6号については、
委員会付託を省略し、質疑、討論の後、採決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
斎藤敏夫議長 ご異議なしと認め、これより質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
斎藤敏夫議長 質疑なしと認め、討論を行います。 〔「原案賛成」と呼ぶ者あり〕
○
斎藤敏夫議長 討論を終結し、これより採決いたします。
議員議案第6号「「
緊急事態基本法」の
早期制定を求める意見書の提出について」は、原案のとおり提出することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○
斎藤敏夫議長 起立多数であります。 よって、
議員議案第6号は原案のとおり提出することに決まりました。
△
議員定数等検討調査特別委員会の設置について
○
斎藤敏夫議長 日程第8、
議員定数等検討調査特別委員会の設置についてを議題といたします。 お諮りいたします。本件につきましては、市議会がその果たすべき役割と権限を確認するとともに、市民に開かれた議会となることが求められており、議会改革が進められている中、当市議会の議会改革の一環として近隣各市の人口及び財政状況等について多角的に比較検討を行い、適正な議員定数及び報酬について早急に調査研究をする必要があるため、議長を除く議員全員で構成する
議員定数等検討調査特別委員会を設置し、閉会中も含めて調査終了まで継続して調査することといたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
斎藤敏夫議長 ご異議なしと認めます。 よって、本件については議長を除く議員全員で構成する
議員定数等検討調査特別委員会を設置し、閉会中も含めて調査終了まで継続して調査することに決まりました。
△
議会基本条例検討調査特別委員会の設置について
○
斎藤敏夫議長 日程第9、
議会基本条例検討調査特別委員会の設置についてを議題といたします。 お諮りいたします。本件につきましては、自治体の権限が拡大し、議会の果たすべき役割も大きくなったことに対応して、議会のあり方や議員の使命、議会に関する基本的事項を定める議会基本条例の制定に関する事項について早急に調査研究をする必要があるため、定数を8名とする
議会基本条例検討調査特別委員会を設置し、閉会中も含めて調査終了まで継続して調査することといたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
斎藤敏夫議長 ご異議なしと認めます。 よって、本件については定数を8名とする
議会基本条例検討調査特別委員会を設置し、閉会中も含めて調査終了まで継続して調査することに決まりました。 なお、委員の選任については、
委員会条例第8条第1項の規定により、議長において指名をいたします。
事務局長に朗読させます。
◎
福田正信事務局長 朗読いたします。
議会基本条例検討調査特別委員会の委員に 塩 生 勇 一 議員 落 合 美津子 議員 大 嶋 一 生 議員 亀 井 鎭 雄 議員 加 藤 優 議員 手 塚 雅 己 議員 野 沢 一 敏 議員 田 村 耕 作 議員 以上であります。
○
斎藤敏夫議長 お諮りいたします。 ただいまの朗読のとおり指名したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
斎藤敏夫議長 ご異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました方々を議会基本条例検討調査特別委員とすることに決まりました。 ここで暫時休憩をいたします。 (午前11時03分)
○
斎藤敏夫議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 (午前11時25分)
△
議員定数等検討調査特別委員会正副
委員長互選結果の報告
○
斎藤敏夫議長 初めに、ご報告をいたします。
議員定数等検討調査特別委員会の
委員長に加藤雄次議員、副
委員長に加藤 優議員が選任されましたので、ご報告をいたします。
△
議会基本条例検討調査特別委員会正副
委員長互選結果の報告
○
斎藤敏夫議長 議会基本条例検討調査特別委員会の
委員長に野沢一敏議員、副
委員長に手塚雅己議員が選任されましたので、ご報告をいたします。
△震災後の
安全安心に関する
特別委員会調査報告について
○
斎藤敏夫議長 日程第10、震災後の
安全安心に関する
特別委員会調査報告についてを議題とし、調査結果について
委員長の報告を求めます。 30番、加藤雄次
委員長。 〔加藤雄次震災後の
安全安心に関する特別
委員長登壇〕
◎加藤雄次震災後の
安全安心に関する特別
委員長 本
委員会は、
東日本大震災による放射性物質等の市民生活に与える影響について調査研究を行い、その結果を取りまとめましたので、日光市議会会議規則第102条の規定に基づきまして、次のとおり報告いたします。 委員会は、28人の委員で構成され、対象が広範多岐にわたることから、調査機関として総務・民生環境・産業観光・教育建設水道の4つの分科会を設置し、それぞれ調査活動を行ってきました。また、調査の結果は、分科会正副主査会議を経て全体会議を開き、国、県及び市に対する意見要望等に反映してきました。 総務分科会においては、除染の実施に当たっての対策について、除染実施計画策定の進捗状況と汚染状況重点調査地域の国費負担についてなどの調査を行ってきました。 民生環境分科会においては、放射能汚染に関する現状と今後の対策について、放射線による妊産婦・子供の健康被害対策についてなどの調査を行ってきました。 産業観光分科会においては、東京電力株式会社に対する損害賠償について、風評被害の対応について、農地土壌調査の進捗状況について、農林水産物の放射性物質測定状況についてなどの調査を行ってきました。 教育建設水道分科会においては、市内小中学校の校庭及びグラウンド・運動場の放射線量等の現状と今後の対策について、福島第一原子力発電所事故以後の下水道汚泥の処理及び搬出について、放射線による妊産婦・子供の健康被害対策についてなどの調査を行ってきました。 これらの調査結果をもとに、分科会正副主査会議及び全体会議において分科会の調査状況を報告し、情報の共有化を図るとともに、原発事故の影響により放射性物質が広範囲に拡散し、市民生活への不安や風評被害など当市にも大きな影響をもたらし、地域経済に大きな打撃を与えることから、復旧・復興に向けての対策に全力で取り組み、特段の措置を講じるよう、議会の総意として国、県及び日光市に対しての意見具申の内容について審議を重ねてきました。 意見書等の提出については、国に対しては汚染土などの中間貯蔵施設の整備など3項目について12月19日に意見書を提出し、栃木県並びに栃木県議会に対しては市内に所在する県施設及び周辺の汚染など4項について12月22日に要望書を提出、また日光市に対しては健康不安解消に向けた健康診断の実施等9項目について12月22日に提出してきました。また、2月定例会においては、汚染状況重点調査地域指定に伴う除染について比較的放射線量の高い地域と低い地域に対しての国費負担に差違があることから、同様の負担を求める意見書を提出しました。 一方、日光市においては原発事故後速やかに災害警戒本部を立ち上げ、市民の安全・安心を確保するためのさまざまな対策を講じ、ホームページなどの媒体を通じて情報を発信しています。特別委員会からの提言についても、放射線量マップの再度の作成を初め、除染マニュアルの配布、ホットスポットへの対策等々積極的に取り組まれ、評価されるものと思われます。また、除染計画の策定に当たっては国費負担の及ばない部分にまで市の計画が及んでおり、これも評価されるべきものと判断できます。 まとめといたしまして、以下の2点について申し上げます。まず、1点目は特別委員会の活動についてであります。特別委員会設置からおよそ8カ月間、各分科会で短期間のうち精力的に調査活動が展開され、国、県及び県議会、さらには市に対しましての意見書、要望書、提言書を議会の総意として提出をしてきました。国や県からの具体的なアクションはまだ見えないものの、日光市における安全・安心の確保に関する取り組みは着実に進んでいるものと確信し、委員会の一定の成果は得られたと判断できます。 2点目は、今後の活動についてであります。さきに述べたとおり、一定の成果は得られたものの、食品中の放射性セシウムの新基準値が4月から大幅な見直しをされ、食に対する不安が一層高まっていること、また除染計画の実施に伴う課題、風評被害対策など、今後も調査研究を行う課題は山積しています。これらの課題に対して調査研究を行っていくためには、大きな組織で対応していくことがベストではなく、より小回りのきく常任委員会単位での調査が即応性の点からも効果的と思われます。今後の議会内での情報共有につきましては、放射性物質に関する調査を常任
委員会において行った都度議員全員協議会において報告を行っていくことで対応が可能となります。また、市民に対しては議会だよりやホームページでも活動状況を発信していくことで、情報を伝えることが可能になると思われます。したがって、本特別
委員会の調査につきましては一定の任務を果たしたものと判断し、本報告書をもって終結すべきと考えます。 以上をもちまして震災後の
安全安心に関する特別
委員会の調査報告といたします。大変ありがとうございました。
○
斎藤敏夫議長 ただいまの
委員長報告のとおり、震災後の
安全安心に関する特別
委員会は調査目的を達成したため、報告をもって終結いたしますので、ご了承願います。
△動議の提出 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○
斎藤敏夫議長 平木チサ子議員。
◆20番(平木チサ子議員) 動議を求めます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○
斎藤敏夫議長 生井議会運営
委員長。
◎
生井一郎議会運営委員長 暫時休憩をお願いしたいと思います。
○
斎藤敏夫議長 ここで暫時休憩をいたします。 (午前11時39分)
○
斎藤敏夫議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 (午前11時52分)
△動議成立か否かの採決
○
斎藤敏夫議長 ただいま平木チサ子議員から緊急動議の発言がありましたが、動議成立には所定の賛成者が必要であります。本動議に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立少数〕
○
斎藤敏夫議長 起立1人であります。 よって、所定の賛成者がありませんので、動議は成立いたしません。
△閉会の宣告
○
斎藤敏夫議長 以上で今定例会に付議された事件はすべて議了いたしました。 これをもちまして平成24年第3回日光市議会定例会を閉会いたします。 (午前11時53分)...